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ウルフマンは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。アニメではリキシマンの名で呼ばれる。 == 主な特徴 == 初登場は超人オリンピック ザ・ビッグファイト編「ライバルは日本にいたの巻」。キン肉マンと同じく日本を代表する超人。相撲技を得意とし、超人相撲の最高位である横綱の称号を持つ。当初はキン肉マンを「ゼイ肉マン」と呼び見下していたが、相撲勝負で敗北して以降は認め合う。その後はアイドル超人の1人として活躍し、悪魔超人と闘った。 頭髪は大銀杏を結っており、眼は黒目が無く〔超人オリンピックの予選参加時や超人タッグ決勝で霊体で登場した時には描かれた場面もある。〕、鼻も描かれていない〔キン肉星王位争奪編や『キン肉マンII世』では描かれるシーンが多くなった。〕。「鋼の肉体美」を自負するなど鍛錬に余念がなく、キン肉マンを上回る程の筋肉を誇り〔ゆでたまご「世界の超人シリーズ(4)ウルフマン(日本)」『キン肉マン 第8巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年2月15日、ISBN 978-4-08-851138-2、140頁。〕、カナディアンマンと互角のパワーを持つ〔。また戦略家の一面も持ち、第21回超人オリンピック最終予選や、スプリングマン戦など策をめぐらす場面もある。 連載当時の人気力士・千代の富士がモデルであり、名前の「ウルフ」も千代の富士のあだ名から取られた〔TEAM MUSCLE編「謎の29:相撲取りのウルフマンはなぜ「ウルフ」なの?」『キン肉マン 77の謎』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年12月16日、ISBN 4-83-421678-0、76-77頁。〕。この時期、超人募集を再開したものの、ハガキが執筆に間に合わなかったため、キン肉マンの新しいライバルとして前から暖めていた、ゆでたまご自身が考案した超人だと語る〔ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜第2回超人オリンピック編〜」『キン肉マン 第2回超人オリンピック編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年8月6日、ISBN 978-4-08-109016-7、471-477頁。〕。後年では、世界以前に日本国内にも強敵がいることを見せたかったとも発言している〔 ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.07 ウルフマン」『キン肉マン 第7巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870731-0、194-195頁。〕。 作者・ゆでたまごはウルフマンを、他の超人と比べてあからさまに浮いてるため、ギャグに見えたら困るとの理由で、「7人の悪魔超人編」でアイドル超人として参戦させることにギリギリまで悩んだと語る。彼の場合は、いかにしてやられるかが見せ場だと述べ、せめて死なせることで人気が出るようにしたという〔ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜7人の悪魔超人編〜」『キン肉マン 7人の悪魔超人編 (1)』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2005年8月27日、ISBN 978-4-08-109025-9、318-319頁。〕。そのためスプリングマン戦での死亡を始めとして、新手の敵が登場するたびに最初の犠牲者となり、作中3度も命を落としている。尚、夢の超人タッグ編においては生死がはっきりしておらず、一回戦で乱入コンビに敗北後、超人師弟コンビの素顔を写そうとするマスコミをスグル達と共に追い払っていたが、二回戦・決勝戦(および『Ⅱ世』の究極の超人タッグ編)ではなぜか死亡しており、その後王位争奪編にて超人墓場より生き返っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウルフマン (キン肉マン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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